Ossanが原宿に小学6年生アイドルを見に行った結果
同僚や友人の娘さんに見えてしかたなかった、という話です。
(※今年の一月に書いた内容が公開されてなかったので今公開しました)
経緯
名古屋で会えるアイドルを見てから、ブレイクしていないアイドルに興味を引かれ下記の(営業込みの)ライブを見に行きました。
1)秋葉原の某地下アイドル -- 2015/12
2)Little Glee Monster -- 2015/12
3)原宿駅前ステージ(で演じるアイドル) -- 2016/1
この3)に小学6年生~中学生~高校生がいた。
原宿駅前ステージとは?
オープンしたばかりの会いにいけるアイドル@原宿ということ。
どうだった?
「大人の本気」を感じさせるショーでした。
VJも良くできているし、ステージも綺麗だしなんといっても原宿駅から徒歩3分というベストロケーション。物版もしっかり行っている。
女の子が着ている衣装も、下手したら一時期のモーニング娘。よりお金かかってんじゃないのかってくらい豪華。ラメ縫いつけてあるし、個人個人にアレンジしてあったりするし、衣装替えもある。
そして楽曲は質の高いEDM系が多くて、K-POP~モーニング娘。の中間くらいの感じ。
曲の合間に行う企画も良くできていた。下記が覚えている内容
・MAXのカバー(ユーロビート!)
・ファッションショー
・大喜利(お題:初詣に一緒にいってはぐれたお兄ちゃんに一言)
・徹子の部屋のようなインタビュー寸劇
・正月の挨拶
・じゃんけんぽいで、ピコピコハンマーで頭なぐる、アイドル同士の三本勝負
これだけ、これだけそろえて、女の子も美少女ぞろいで2時間なんと¥1500。いやー、これはペイできるのか?と不安になった。
もちろん女の子は踊りうまいし(練習たくさんしたのはわかる)、綺麗なこばかり。ぜいぜい息が切れるくらいパフォーマンスして、MCもこなす。すごいです。
ショックを受けたこと
この ふわふわ というユニットに小学6年生がいるんです。
小学6年生・・・ですよ。
そんなの、保護対象ですよ。
一流の芸なんて求められない。求められますか?
(いや求められない)
そのぐらいの子って顔の造形とかに関わらず、その存在だけでかわいいと思う。
そんな子達が
「お正月はお父さんとお母さんが沖縄から来てくれて、久しぶりにご飯一緒に食べに行きました」
なんて言ったら、そのまま応援したくならないですか?
少なくとも自分は、がんばっているな~、プロなんだなーて思った。
もっとショックを受けたこと
まわりのおっきな男性客がこの子たちに「○○かわいいー!」
とか大声で叫んでいること(自分の両隣がそうだった)。
いや、無理だよ、それは。
そういう声のかけ方は、一般人にはどう考えても無理。
訓練が必要だ。
でも、この場所ではこの対応が正しいんだろうな、って思った。
考えたこと
昔、SPEEDという、最年少が小学5年生という女子ユニットがブレイクしたけど、あれはアーティスト性を全面に出して人気をかっさらった記憶がある。
それなら納得する。
でも、この原宿駅前ステージの女の子たちは、「媚び」を売る(ように教育されている)アイドルで。
アイドル「こんなおかしな私です!!(ボケ)」
に対して
客「かわいい!!○○ちゃーん!!!」
というレスポンスがお約束な世界で。
それはね、、、、無理。その前提条件は受けいれられない。
もっと考えたこと
よーく思い出してみたら、↑のような「アイドル萌え」な声援送ってたのって、全体の客の2割ぐらいなんだよね。彼らは顔馴染みのグループできているようだった。
彼らからは
「俺らが新しいアイドルを盛り上げてやるんだぜ!!彼女たちのちょっとしたミスとか至らないMCも広い心で受け入れるよ~(ドヤァ」
的な勢いを感じた。時としてアイドルよりも大きな声で叫んで、進行の邪魔になっていた。
つまり、こういうアイドルは、そういう客層を呼び込んじゃうわけだ。
アイドルが媚びを売ったところには、その媚びを美味しく食べる客が来る、と。
まぁ当たり前といえば当たり前の話。
もちろん残りの8割のお客さんは笑顔になって、手拍子をして、純粋にパフォーマンスを楽しんでいた。(女性は1割ぐらいいた)
まとめ
別に批判なんてする気持ちはない。
ただ、アイドル(媚びを売る)って、アメリカのお菓子のように自分には甘すぎた。
なので、あま~い若い女子のパフォーマンス見に行きたい人は、原宿駅前ステージにいくといいと思う。本当に容姿がいい子、集まってます。みんな一生懸命踊ってます。
補足
この日はいっぱい女子をみたけど、この一番左の子は売れると思った。
モデルとして売れそう、と。